ようやく、ご近所さんの「早稲田大学」の入試が終わったようです。
実に、いろんな学部・学科があるマンモス大学。
それにしても、ものすごい「集客力」に感心してしまいます。
私も、今から20年以上前、「受験生」を経験したわけですが、自分が受験生の頃は、今よりも、もっと、なんと言いますか、「悲壮感」のようなものがあったような気がします。
「早稲田大学」の、キャラもあるのかも知れませんが、なんだか、受験生のみなさん、「何かのライブ」にでも、向かっているような感じ。
むしろ、楽しそうに見えます。
・・・・・・・・・・・・・・・
さて。
ちなみに、私は、高校3年生のとき、第一志望だった大学はどこだったかというと、三鷹の郊外にある、
「国際基督教大学(ICU)」
でございました。
私が、そこの卒業生ではない、ということは、シンプルに言うと、そこに「落ちた」ということになります。
高2のときに、バスケ部で、ICU高校と練習試合をしたのですが、何しろ、そこの「ロケーション」にやられてしまいました。
緑いっぱい、芝生の上でお弁当(おにぎりではなく、サンドウィッチな感じ)を食べている高校生、スケボーでキャンパス内を移動する高校生、すてきなスクールカフェテリア・・・。
いやー、そりゃもう、そこは、日本の高等学校ではない。
都立武蔵野北高校とは、まるで異なる世界。
試合には勝ちましたが、そんなことはどうでもいいような「敗北感」をもってしまいました。
理屈ではなく、その段階で、「ここの大学に入りたい」と思ってしまったわけです。
しかし・・・。
やっかいなことに、このICUという大学。
私の学力では、残念ながら、どうにも、歯が立ちません。
さらに、入試問題が、「普通」ではありません。
いかにも、受験科目的ではない「現代・実践・ネイティブ英語(しかも、当時は珍しいヒアリング有り)」、人文分野の能力試験、科学分野の能力試験みたいな、妙な試験ばかりで、とてもではないですが、普通の、一般的な「大学受験対策」では、どうにもなりません。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そんなわけで、ほとんど、何の準備もせず、ICUの入試の当日を迎えました。
私が受験した会場の「試験官」は、ICUの「宗務部」の方で、平たく言うと、普段は、「牧師さん」をしている方です。
その牧師さん曰く、
「牧師が、試験官の会場では、合格率が高いようですよ」
と、おっしゃるのですが、準備を全くしていない私には、何の慰めにもなりません。
試験を受けていて、衝撃だったのは、「英語」の難しさです。
私は、受験科目という意味では、英語が一番の得点源だったので、受験で、英語を苦にした記憶はほとんどなかったのですが、ここの英語だけは、ベツモノでした。
特に、「ヒアリング」がどうしようもありませんでした。
ヒアリング試験の最中、「パンプキン」というフレーズが流れるたびに、会場から、「爆笑」が起こります。(試験中にですよ)
要するに、何らかの、コミカルな話なんでしょうが、全く聞き取れない私には、「パンプキン」の何がおかしいんだか、私には、全然、わかりません。
仕方がないから、他の受験生が、「爆笑」するタイミングで、とりあえず、私も、笑うことにしました。
(かなり、痛々しい笑いだったと思いますが)
なにしろ、こんな調子ですから、すべての試験終了後、何の疑いもなく、「落ちた」と確信しました。
・・・・・・・・・・・・・・・・
1週間ぐらい後、「発表」の日を迎えるのですが、事情は忘れましたが、合格発表に、なぜか、私の母がついてくることになりました。
(少なくとも、マザコンである自覚のない私には、かなり違和感のあることでした)
親子で、万が一の、それこそ「わずかな期待」をもって、三鷹駅から、バスに乗って、ICUのキャンパスに向かいました。
不思議なモノで、試験を受けたのは自分なので、「受かっているわけがない」ことはわかっているのですが、そうはいっても、「もしかすると・・・」とか、妙な期待が出てきたりしてしまうものです。
掲示板の前に到着し、私の「受験番号」を探します。
そして、私の「受験番号」が、そこにないことが判明します。
親子で、それぞれ、かなり長い時間をかけて、「自分の受験番号がないこと」を、確認します。
そして、どちらからともなく、トボトボと、帰路へ着きます。
お互いに、なんとなく、傷ついた心を癒すために、バスには乗らず、中央線の東小金井の駅まで、トボトボと歩きました。
途中、おそば屋さんに入り、カレーソバか何かを食べた記憶があります。
味などは、全然、覚えておりません。
さらに帰り道、「ホケツで、受かるってことはないかしら?」ですって。
全く、執念深いヒトです・・・。
受かりませんよ。大丈夫。受かるような答案、全く書いていませんから。
・・・・・・・・・・・・・・・
そんなわけで、なにしろ、毎年、「受験生の大群」を見ると、
「東小金井駅に向かって、トボトボと歩く、センチメンタルな親子」
を、思い出すわけです。
それにしても、私の人生を通じて、私の母親が、合格発表についてくるというような行動をとったのは、このときだけ。
今、思い返してみると、私の母、
「(化学をやるにせよ、理科大のような気色の悪い大学なんかより)立教とか、青学の方がいいのじゃないかしら?」
なんて、言っていたような気がします。
要するに、「ミッション系」が好きな、ミーハーだったのでしょう。
そういえば、私は、「幼稚園」も、ミッション系のところに通わされていて、ケンカをしたりすると、ノルウェー人の園長先生に、イエス様の前に連れて行かれて、
「祈りなさい」
みたいなことを言われました。
そんなこともあり、我が国の「ミッション系」の最高峰。ICU。
母なりに、気合いが入っていたのでしょう。
いまだに、そのときのことを思い出すと、「バカでスミマセン」という気持ちになります。
・・・・・・・・・・・・・・・
さてさて。気を取り直して、今日の写真は、届いたばかりの「iphone4」
みなさん、何か気がつきますか?
そうです。これは、NTT-docomoの通信網を使えるiphone。
香港で売られているiphoneを輸入して、それに、docomoの通信網を使える「simカード」を突っ込むと、使えます。
(この裏技、以前、日経新聞の記事に出ていました)
孫さん、ざまあみなさい。
ソフトバンクと違って、どんな田舎に行っても、電波が切れることがなく、最高です。
こんどう