環境保全に貢献を目指す企業として。
循環型社会の実現へ向けた、技術の運用を。
新和環境グループでは、「環境が最大のステークホルダー」であると認識し、環境を基盤とする事業を推進しています。
なかでも、「CO2排出抑制」と「再資源化の推進」については事業を通じて社会の持続可能な発展に貢献していくに当たり、重要な課題と捉えています。
これらの重要課題に対して、新和環境グループでは、産業廃棄物処理業を通じての環境負荷低減はもちろんのこと、再生可能エネルギー事業も展開し、さらなる循環型社会の実現に寄与していきます。
01
再エネ100宣言
「再エネ100宣言 RE Action」とは
企業、自治体、教育機関、医療機関等の団体が使用電力を100%再生可能エネルギーに転換する意思と行動を示し、再エネ100%利用を促進する新たな枠組みです。
新和環境の取り組み
本社、支店、各リサイクルセンターで使用する電力を2040年には100%再生可能なエネルギーに切り替える目標を掲げ取り組んでいます。取り組みに関連して、埼玉リサイクルセンターの隣地に吉川再生可能エネルギーセンターを建設しています。
木質バイオマスから「電気」「熱」「水素」「炭」を創出し、エネルギーセンターとリサイクルセンターの稼働エネルギーとして還元し、持続可能なエネルギーの循環を目指す取り組みです。
02
環境マネジメントシステム「ISO14001」の導入
新和環境は、環境への取り組みの証として、環境マネジメントシステム「ISO14001」の認証を取得しています。事業活動及び提供するサービスから生じる環境負荷を低減し、地球環境の保全をおこなって参ります。
03
CO₂排出抑制と再資源化の推進
CO2排出抑制の取り組み
新和環境グループは、CO2排出量削減に向け、事業活動におけるエネルギー使用効率の向上やクリーンエネルギーへの転換などを進め、CO2排出量の削減に取り組んでいきます。
アイドリングストップの推進
アイドリングストップを推進し、排気ガス、騒音の抑制を行っています。
収集運搬の効率化
効率的な配車を行い、無駄な車両走行をなくすことで、CO2排出抑制に繋げています。
太陽光発電
埼玉リサイクルセンターの屋根上に71枚の太陽光発電パネルを設置。1年あたり約12,672kgのCO2排出量低減が期待できます。
蓄電池設置
三井物産㈱様が進める分散型電源の実証実験に参画し、蓄電池を設置。工場稼働における電力供給ピーク時の電力調達先を自動切り替えすることを可能にし、電力の安定需給を実現します。
再資源化の推進
各種廃棄物の分別を高精度に行い、リサイクル率を向上させるとともに、廃棄分は埋立て前に物理的・科学的な方法で減量化・無害化し、環境負荷を低減、高度な再資源化技術で、繰り返し資源を活用し続ける循環型社会の実現に寄与しています。
高効率リサイクルの実現
工場に搬入された廃棄物は、最新の機械設備により分別され、高いリサイクルを実現致します。
RPF(石炭代替燃料)の生成
紙くず、木くず、廃プラスチック類、繊維くずを主原料にRPF(石炭代替燃料)を生成しています。
廃棄物として、焼却・埋立するのではなく、石炭に匹敵する燃料に再生します。
また、廃棄物として受け入れた木くずを木質バイオマスチップへ加工し、再生エネルギー事業者への販売も行っています。
サーマルリサイクル
(株式会社東海クリーン)
㈱東海クリーンは、新和環境㈱と㈲沼田クリーンサービスの共同出資により設立されました。
産業廃棄物処理という言葉のマイナスなイメージを払拭し、「産業廃棄物処理=環境創造産業」であることを発信。オープンでクリーンな企業として「Think Globally Act Locally」の精神のもと、来たるべき「ゼロ・カーボン社会」に向けて地球とともに歩み、未来の環境の創造に取り組んでいます。
発電した電気を自社工場で消費
バイナリー発電設備を導入し、焼却の際に発生する未利用熱エネルギー(高温水)を利用して発電し、サーマルリサイクルを実現。発電した電気を自社工場で消費することで、省エネ(一般家庭25世帯分)とCO2削減(70トン/年)にも貢献しています。
04
再生可能エネルギーセンターへの
取り組み
吉川再生可能エネルギーセンター
吉川再生可能エネルギーセンターは、原料となる木質バイオマスから「電気」「熱」「水素」「炭」を創出し、吉川再生可能エネルギーセンターと埼玉リサイクルセンターの稼働エネルギーとして還元することで、持続可能なエネルギーの循環を目指します。